フランス語公式試験(DELF/DALF/TDF)のレベルについて


ヨーロッパ14ヶ国の協力のもと、欧州評議会がヨーロッパの主要な言語に対しA1(初級)~C2(上級)の6つのレベルを設定しました。この統一基準は日本でも受験可能なTEF、TCFやDELF・DALFのレベルと対応していて、最近は大学付属や私立の語学学校でもこのレベルのもと、クラス分けをしているところが増えています。語学学校の場合は、通常A1の下に入門者用のコースがあります。

また、大学入学の際には下記の各種語学試験・資格がフランス語力のレベル証明として有効ですが、一般的にレベルB2以上が学士(Licence)1年次、レベルC1以上が修士(Master)課程に必要とされている基準です。

DELF - DALF

-フランス国民教育省認定フランス語資格試験で、DELF(A1、A2、B1、B2)・DALF(C1、C2)の6つのレベルごとにテストが用意されていて、5割以上の得点で合格となる記述式試験です。それぞれのレベルごとに聞き取り、読解、文章作成、口頭表現(面接)の4つの能力が評価されます。DALF C1を取得するとフランスの大学の学部に入学する際に義務づけられているフランス語能力評価の各種試験が免除されるなど、フランスやフランス語圏及びヨーロッパの高等教育機関でも広く認可されつつあります。日本では、フランス政府給費留学生試験の一部が免除されます。

 

TCF

-TEFはパリ商工会議所認定試験のことで、合否ではなくスコアにして欧州評議会の6段階のレベル内で評価するマークシート方式の試験です。実生活で要求される語学力がどれだけ備わっているかを試すもので、高度な文法知識や語彙に関する問題や、文学作品などの難解な文章を読み解く問題は少なく、比較的日常生活で触れる機会の多い内容が中心です。出題量が多く、それらを瞬時に理解、判断し解答することが要求されます。必須試験は読解、聞き取り、構文・語句の3つから成り、オプションに作文の筆記試験と口頭試験があります。

 

TEF

-フランス国民教育省認定フランス語資格試験で、DELF(A1、A2、B1、B2)・DALF(C1、C2)の6つのレベルごとにテストが用意されていて、5割以上の得点で合格となる記述式試験です。それぞれのレベルごとに聞き取り、読解、文章作成、口頭表現(面接)の4つの能力が評価されます。DALF C1を取得するとフランスの大学の学部に入学する際に義務づけられているフランス語能力評価の各種試験が免除されるなど、フランスやフランス語圏及びヨーロッパの高等教育機関でも広く認可されつつあります。日本では、フランス政府給費留学生試験の一部が免除されます。

 


設定レベル
TEF
TCF
DELF-DALF
仏検
 
       
 
A1
レベル1
レベル1
DELF A1
3級
簡単なやりとりが可能で、自分や身近な物事について話すことができます。
A2
レベル2
レベル2
DELF A2
準2級

日常生活に関わる簡単な課題を実行できます。

丁寧表現を用いたり、もっとも日常的なやり取りを交わすことができます。

B1
レベル3
レベル3
DELF B1
2級

やりとりを維持すること、議論を理解、継続し、自分の見解や意見を述べることができます。

日常生活の予期せぬ状況にも対処できます。

B2
レベル4
レベル4
DELF B2
準1級

自立の度合いを増し、自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。

このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。

C1
レベル5
レベル5
DALF C1
1級

流暢で自然なコミュニケーションを成立させることが可能です。

豊富な語彙があり、自分の意見を伝える際に適切な表現を選択できます。

明瞭で構成の整った話を滑らかに発し、様々な構文に習熟した使用者であることが見て取れます。

DALF C1またはC2を取得すると、フランスの大学に入学するための語学試験を免除されます。

C2
レベル6
レベル6
DALF C2
1級

言語への熟練が、表現の正確さや適切さ、流暢さに現われます。

学術的な、あるいは高度な課題を実現することができます。

DALF C1またはC2を取得すると、フランスの大学に入学するための語学試験を免除されます。

 

※上のリストはDELF/DALFのサイトを参考にしています。 http://www.delfdalf.jp